大工工事
築40年以上の住宅で床板が割れてしまっている所やブカブカする箇所があり、その修理工事を請け負いました。
御施主様の方で数年前にDIYにてフロアタイルを施したようです。
しかしながらそのフロアタイルの接着剤が強く、剥がす作業が思いのほか手間取りました。
床の不具合箇所を撤去してみると下地となる根太の間隔が広くなっていました。
通常根太の間隔は1尺(約303mm)なのですがこちらの根太間隔は1.2尺(約364mm)でした。
これは床板の劣化を早める原因のひとつです。
しかしながら全面に根太を増やすとなると床を全て剥がしての大きな工事になります。
工事日数も金額も変わってきます。
もともと現状の床板の上に新たな床板を張り強度を増す予定でしたのでそのまま工事を進めました。
ただし、新たに張る床板の継ぎ目に根太がないといけないのでその箇所だけ根太を増設しました。
撤去した床部分にコンパネを張り新たな床板を張っていきます。
張ったところから傷にならないよう養生シートを張りながらの作業です。