2021年5月にも補修工事が行われましたが、今回はまた違う箇所が破損し鉄板がめくれて鉄屑が引っかかって詰まってしまったようです。
プレス鉄屑シューターはこのブログが始まる数年前から何度も補修工事をしています。
その度に破損した面を「耐摩耗鋼板」という耐久性の高い鉄板を貴社から支給してもらい溶接してきました。
今回の破損箇所はその「耐摩耗鋼板」に穴があきました。
はじめ聞いたときは「マジか?」と疑いましたが現場を見るとほんとに穴があき鉄屑が挟まっていました。
これが原因となり鉄屑が積み上がり塞いでしまい排出出来なくなったようです。
耐摩耗鋼板を発注すると時間を要しますし、今回のことで耐摩耗鋼板の信用も...との事で通常の鋼板で補修することとなりました。
鋼板ですが現状4.5mm厚のところ、倍の厚みの9mmの鋼板を使用します。
地下に潜り作業場をつくりシューターを接合部で外し下ろします。
耐摩耗鋼板なのですが思ったより簡単にグラインダーで切れました。
溶接完了後、シューターを吊り上げ元の位置に接合しボルト締めします。
作業場を解体し、もう1か所の補修工事にかかります。
補修したシューターから落ちた鉄屑を受ける部分も破損しているのでそこも9mm厚の鋼板を溶接で補強します。