鉄骨で組まれた架台に載っているキュービクルが2基あるのですが、これを大きなキュービクル1基にするとのことで
それによる架台の改造を依頼されました。
工事前
☆第一工事
床材としてエキスパンドメタルが溶接されている状態ですがキュービクルが大きくなることにより干渉してしまいます。
また、設置予定部分に鉄骨の土台が必要となります。
干渉部分のエキスパンドメタルを撤去します。
切断前
不要な鉄骨を切断し、新たな鉄骨を設置するための取合鉄板を溶接します。
鉄骨を取付けボルト締めしペンキを塗装します。
新しいキュービクルが設置されるまでの間、落下防止のためにコンパネを張っておきました。
☆第二工事
新しいキュービクルが設置された後、撤去された小さなキュービクルの跡が大きな穴になっています。
それをふさぐ工事と、架台の半面のエキスパンドメタルを縞鋼板に張り替える工事になります。
エキスパンドメタルが溶接されている箇所を溶断しながら剥がしていきます。
溶接の跡やペンキの跡があるのでグラインダーで削ります。
錆止め塗装をします。キュービクル跡に鉄骨下地を入れるための取合鉄板の溶接をし鉄骨を取付けます。
縞鋼板を荷揚げして配置します。
突起物など干渉する部分を切断加工します。
配置出来たら溶接で固定していきます。
縞鋼板に張り替えたところは雨水が垂れてこないようにしてほしいとの要望があり
鋼板のジョイント部分からの雨の侵入を防ぐため防水塗装を施します。