土木鉄骨工事
2階にいると床が揺れる(ぶかぶかする)感じがするとの事で相談を受けました。
設計士とも打ち合わせをし対策を考えました。
かなり古い建物のためかスパンに対して梁が小さくたわんでいる可能性が伺えます。
そして対策として梁の中央に支柱を施工し2階の床を支える工事を行いました。
また既存の筋交いも細く頼りないのでこちらの補強工事もも同時に行いました。
工事前の状況
柱位置を印し、ジャッキで梁を押し上げパイプサポート(仮設支柱)を立てます。
柱位置にカッターを入れ掘削し突き固めます。
コンクリートを打設し鏝で仕上げます。コンクリートがしっかりと固まるまで養生します。
次に筋交いの補強工事です。現状の筋交いは5cmのアングルです。
既設の筋交いはそのままにして新たに10cmのチャンネルを施工します。
壁面の溶接作業のため、動かせない機器や配線などがあり溶接の火花や熱で損傷・火災しないよう対策して作業しました。
工事完了後、見た目にも建物の強化が感じられお施主様も満足されているようでした。
工事はお施主様の夏休み期間を利用し行いました。
工事前はいろいろな荷物がたくさん置いてありましたが工事がしやすいように綺麗に片づけていただきとても助かりました。