大雨の際に軒樋から雨水が溢れて構内が水浸しになってしまうとの事で工事依頼を受けました。
上に上がって確認してみると屋根と樋に重油のようなもの(以下:重油)がべっとりとついていました。

この現場付近は塗装工程のラインがありその影響と思われます。
オーバーフローの原因と考えられるのは重油が縦樋に入り込み水の流れが悪くしていると考えます。
現場がとても狭いところなので既存の縦樋をやり直すとなると時間もお金もかかります。
足場を組むだけでも大変な場所でした。
既存の縦樋は完全に詰まってはいないようなのでそのままにしておき、あらたに縦樋を追加する工事をします。

軒樋に入り込んだ重油を鋤取ります。

穴をあけて落とし口を取付けます。

屋根からの雨水の勢いが強い時の跳ね上がり防止として板金工事を施しました。

縦樋をつなげて側溝までもっていき固定します。

足場をばらし、片付け・清掃にて完了です。

その後の大雨でもオーバーフローはしていないようです。

プールの日よけとなる建築物が錆により部分的にひどく腐食していました。

御施主様側でテープで巻いたりして補強を行ったようですが錆は進行していったようです。

部分的に切断しました。

新たなパイプを接合。

溶接しましたが、錆により板厚がかなり薄くなっていてとても難しい溶接でした。

同じように錆による腐食がひどいところを施工しました。全部で７ヶ所でした。

当初は２ヶ所の予定でしたが今回はサービスさせていただきました。

グラインダーで研磨して錆止めを塗布、その後仕上げ塗装で完成です。

工場の軒樋ですが、強い雨風と経年劣化により部分的な破損がみられ修理する事となりました。

破損箇所①

部分的に撤去して取換

屋根の破損部分もグラスライトとシーリングにて修理

久しぶりの高所作業でちょとビビりました

破損個所②

足場を移設して修理工事

無事完了しました

プールのスライダーの階段手摺りが錆による腐食により危険との事で補修工事を施しました。

ケレン作業をし、錆止め・仕上げ塗装

手摺りの格子が錆により欠損していたので丸鋼材を部分溶接しました。

手摺支柱のパイプの中に水が入り床との接合が出来ない状態だったので腐食部分を切り取り側面と溶接しました。

その他、各所に損傷・欠損部分があり補修し仕上げ塗装を施しました。