施工実績 WORKS
鉄骨工事

M製作所様は増築を重ねている箇所が多いため建物と建物の継手が多く存在します。

その都度雨仕舞は施工されているはずなのですが経年劣化や数十年前の施工法などで雨漏りが発生します。

またM製作所様のすべての工事を請け負ってきたわけではないため他社が工事しての雨漏りを我が社が修理する事も度々あります。

しかしながら雨漏りの原因と思われるところを何度も施工しても止まらない雨漏りがあります。

今回はそんな止まらない雨漏り箇所の工事を請け負いました。

とにかく下に雨水が落ちてこないようにしてほしいとの事で屋根をつける工事です。

雨漏りがするという箇所です。

20231104_112235.jpg

周辺を片付けて防炎シートなどで養生し足場をかけます。

20231230_091656.jpg

既存の柱を利用して母屋を受けるための斜材を取付けます。

20231230_091718.jpg母屋をのせてボルト締めします。

20231230_101243.jpg軒樋をつけて近くの縦樋に接続します。

20231230_105820.jpgポリカ波板を葺いて専用ビスで固定し完成です。20231230_131251.jpg

荷物用エレベーターの2階入口床のコンクリートが割れて陥没しているとの事で依頼を受けました。

荷物用エレベーターなので台車での利用が多く通る度に車輪がはまり大変危険です。

1701131505482.jpg周辺を養生してコンクリートをハツリ取ります。

20231125_092948.jpgコンクリートを取り除くとコンクリート止めの鉄板の溶接がちぎれていました。

チョン付けの溶接が経年による荷重で取れてしまったようですが「これで今までよくもったな」というのが感想です。

20231125_092945.jpg溶接工事は想定外でしたので急いで溶接機を取りに行きました。

全体的に溶接が弱いので鉄板をすべて外し溶接をやりなおしました。

20231125_100022.jpg20231125_103331.jpgコンクリート打設時の水分が下に落ちないようテープとシーリングで塞ぎます。

20231125_104153.jpgコンクリート打設工事

コンクリート強度を増すために異形鉄筋を入れます。

20231125_105114.jpgさらにその上にφ6の鉄筋メッシュを埋設

20231125_105336.jpg

20231125_111757.jpgこの後、コンクリートの硬化を待って金鏝にて仕上げました。

参拝者様の駐車場なのですが道路からの入口スロープの勾配がきついのと、スロープの盛土が崩れやすいとの事で依頼をいただきました。

地境のラインも曖昧なこともありブロックによる土留めと砕石による整地を施しました。

工事前

20231102_143017.jpg20231102_143142.jpg重機にて掘削、整地

20231113_091159.jpg20231113_100303.jpg砕石地業、ランマー転圧、型入れ工事

20231115_082858.jpgコンクリート打設工事

20231115_093509.jpgブロック用配筋工事

20231115_102442.jpg型枠外し、ブロック用墨打ち

20231116_143144.jpgブロック土留めと埋め戻し工事

20231124_084058.jpg隣地側、ハツリ機による転圧

20231124_084142.jpg砕石敷、整地

20231124_101739.jpg20231124_115232.jpg今回の工事によりスロープ角度も緩やかになり出入りしやすくなりました。

駐車場部分全体にも砕石を撒き雨水による水たまりも解消されたようです。

大雨の際に軒樋から雨水が溢れて構内が水浸しになってしまうとの事で工事依頼を受けました。
上に上がって確認してみると屋根と樋に重油のようなもの(以下:重油)がべっとりとついていました。

20231014_085553.jpg

この現場付近は塗装工程のラインがありその影響と思われます。
オーバーフローの原因と考えられるのは重油が縦樋に入り込み水の流れが悪くしていると考えます。
現場がとても狭いところなので既存の縦樋をやり直すとなると時間もお金もかかります。
足場を組むだけでも大変な場所でした。
既存の縦樋は完全に詰まってはいないようなのでそのままにしておき、あらたに縦樋を追加する工事をします。

軒樋に入り込んだ重油を鋤取ります。

20231014_090040.jpg穴をあけて落とし口を取付けます。

20231014_091802.jpg20231014_091917.jpg屋根からの雨水の勢いが強い時の跳ね上がり防止として板金工事を施しました。

20231014_101446.jpg縦樋をつなげて側溝までもっていき固定します。

20231014_113556.jpg20231014_113645.jpg足場をばらし、片付け・清掃にて完了です。

その後の大雨でもオーバーフローはしていないようです。

鉄骨で組まれた架台に載っているキュービクルが2基あるのですが、これを大きなキュービクル1基にするとのことで
それによる架台の改造を依頼されました。

工事前

20230613_151714.jpg

☆第一工事

床材としてエキスパンドメタルが溶接されている状態ですがキュービクルが大きくなることにより干渉してしまいます。
また、設置予定部分に鉄骨の土台が必要となります。

干渉部分のエキスパンドメタルを撤去します。

切断前

20230613_144542.jpg切断後

20230907_110722.jpg不要な鉄骨を切断し、新たな鉄骨を設置するための取合鉄板を溶接します。

20230907_125455.jpg

鉄骨を取付けボルト締めしペンキを塗装します。

20230907_162632.jpg新しいキュービクルが設置されるまでの間、落下防止のためにコンパネを張っておきました。

20230907_170548.jpg

☆第二工事

新しいキュービクルが設置された後、撤去された小さなキュービクルの跡が大きな穴になっています。
それをふさぐ工事と、架台の半面のエキスパンドメタルを縞鋼板に張り替える工事になります。

エキスパンドメタルが溶接されている箇所を溶断しながら剥がしていきます。

20230926_094933.jpg20230926_114139.jpg

溶接の跡やペンキの跡があるのでグラインダーで削ります。

20230926_115633.jpg

錆止め塗装をします。キュービクル跡に鉄骨下地を入れるための取合鉄板の溶接をし鉄骨を取付けます。

20230926_142444.jpg

縞鋼板を荷揚げして配置します。
突起物など干渉する部分を切断加工します。
配置出来たら溶接で固定していきます。

20230927_101216.jpg

縞鋼板に張り替えたところは雨水が垂れてこないようにしてほしいとの要望があり
鋼板のジョイント部分からの雨の侵入を防ぐため防水塗装を施します。

20230927_151634.jpg写真を撮り忘れましたが、防水塗装を充分に乾かした後仕上げ塗装(ファインシリコン塗料)をし完成です。

page top