付き合いのある職人さんのご自宅のリフォーム工事をさせていただきました。
システムバス等の手配や段取り等はご自身でなさり、こちらの作業として既存物の解体や補修を請け負いました。
工事前の浴室です。
壁のタイルを剥がさないと寸法が足らないとの事でハツリノミとハンマーでせっせと剥がし取りました。
解体してわかったのですが、漏れ出た湿気とシロアリで土台などが朽ちてボロボロになっていました。
御施主様がご自分でシロアリ駆除剤を塗布されました。
床板を張った後、お施主様がご自分でクッションフロアを施工されるとの事です。
現行の窓が大きすぎてシステムバスの施工が出来ないとの事で窓の取替工事を行いました。
既存の木材の腐食もあり、壁を部分的に解体・復旧となりました。
壁の部分解体と復元。
こちらも経年劣化で壁のボードがボロボロになっている所があり、そこを張り替えその上からコンパネを張りました。
車の部品などの製品置き場なのですが、屋根の採光部分からの光で製品に錆などの不具合が発生するとのことです。
大部分には太陽光発電パネルが設置されているのですが屋根の端部からの採光が問題のようです。
作業前の屋根の状態。
そこに紫外線カット効果のあるポリカ波板をビス打ちして固定します。
当然ですが雨漏りしないようしっかりとシーリングします。
このようなところが全部で6ヶ所あり、全て同じ工法で施工しました。
下から見た状態です。
施工前
屋根の上で施工しているときはかなり暗い色の波板と思っていましたが下から見ると思いのほか明るく見えます。
紫外線カットはされているはずなのでこれで様子を見てもらうことになりました。
築40年以上の住宅で床板が割れてしまっている所やブカブカする箇所があり、その修理工事を請け負いました。
御施主様の方で数年前にDIYにてフロアタイルを施したようです。
しかしながらそのフロアタイルの接着剤が強く、剥がす作業が思いのほか手間取りました。
床の不具合箇所を撤去してみると下地となる根太の間隔が広くなっていました。
通常根太の間隔は1尺(約303mm)なのですがこちらの根太間隔は1.2尺(約364mm)でした。
これは床板の劣化を早める原因のひとつです。
しかしながら全面に根太を増やすとなると床を全て剥がしての大きな工事になります。
工事日数も金額も変わってきます。
もともと現状の床板の上に新たな床板を張り強度を増す予定でしたのでそのまま工事を進めました。
ただし、新たに張る床板の継ぎ目に根太がないといけないのでその箇所だけ根太を増設しました。
撤去した床部分にコンパネを張り新たな床板を張っていきます。
張ったところから傷にならないよう養生シートを張りながらの作業です。
プレス機で使う金型置き場の土間がアスファルトになっているのですが
何トンもある金型をフォークリフトで何度も運搬することによりアスファルトの凹み・割れ・剥がれが生じます。
そのアスファルトをコンクリートにする工事を依頼されました。
また、今回の工事個所にはU字溝による側溝が施工されておりグレーチングの蓋が被せられていました。
重量物がその側溝の上を往来したことでU字溝が陥没しグレーチングの蓋が反り曲がってしまいました。
今回はU字溝を撤去し、雨水溜めマスを施し、それをパイプで繋ぎ排水するという工事をしました。
工事予定箇所にコンクリートカッターを入れます。
U字溝を撤去してマスの設置個所と排水パイプのための掘削をします。
マスのための型枠を入れパイプをつなぎコンクリートで固定します。
この後、異形鉄筋を250mmピッチで配筋しコンクリートを打設しました。
フォークリフトが滑らないよう粗目の仕上げにしました。