毎日大型トラックが搬入し荷物の積み降ろしが行われている箇所が経年劣化により凹凸がひどくなりそれを直す工事を施しました。
現状はアスファルトですが下地の砕石等の突き固めが不十分だったり、アスファルトの厚みが薄かったり、またその他の要因が重なり凹凸や剥がれが生じます。
アスファルトを剥がしとり、コンクリートにする工事です。
アスファルトにカッターを入れ取り除き、コンクリートの厚み分の土を鋤取り(すきとり)均します。
土の鋤取りが完了したらランマーにて地面を突き固めます。
土埃が舞うので散水しながら作業しました。
250ミリピッチで結束しました。
コンクリートと鉄筋とのかぶり厚さを調整するためにスペーサーブロックを施します。
コンクリートの天端目安の鉄筋をあてにしながらコンクリートを打設しました。
コンクリートバイブレーターを使用しコンクリート内の気泡を外部に追い出し、強度・水密性・耐久性に優れたコンクリートにします。
上の写真は打設直後の画像で仕上げ前の状態です。
今回は渡瀬町の【株式会社飯田左官工業】様に均しを依頼し、きれいに仕上げていただきました。
会長様の意向で事務所2階の倉庫をリノベーションし、美術品を飾るギャラリーとして活用したいとの事でお話がありました。
工事前
部分的に壁を作り物置をつくりました
完全に囲ってしまうと室温差が出てしまうとの事で壁の上下を開けました
この壁面にクロスを張り絵画を飾るようにするとの事です
その後、クロス張り・床カーペット・照明取付でこのようになりました。
次は北面の壁工事
アルミサッシ窓があり、窓が大きすぎて光が入りすぎるとの事でお施主様と相談し工事を進めました
工事前
既存の壁の前にもう一つ壁を作り、その壁に小さな木製窓を施しました
こちらの壁もクロスを張るのですが雰囲気のあるこだわりの壁面にしたいとの事です
こちらもクロス張り・床タイルカーペット・照明取付によりこのように仕上がりました。
次に南面の壁工事です
こちらも大きなアルミサッシ窓があり、どのようにするかよく相談しました
やはり光が入りすぎるので北面同様小さな木製窓を取付け、壁材として杉の羽目板を張ることに決まりました
工事前
その後、杉板にキシラデコールを塗布し床にタイルカーペット、照明取付にて完成。
その食器棚の背面にベニアを張り、仕上げはクロス張りの予定です。
今回の現場は施主様の細やかな指示や芸術的センスにより素晴らしい仕上がりとなりました。